この記事では「スケボー初心者でもすぐにメイクできるトリックを知りたい!」と言う方向けに比較的簡単な、初心者におすすめのトリックを3選!紹介していきたいと思います。
突然ですが、オーリーってなかなか成長しないし大変ですよね。
オーリー頑張って練習した後は足もボロボロになるかと思います。
これから紹介する3つのトリックは全て、オーリーが出来なくてもメイクできます。
オーリーの練習の合間に軽い気持ちでやって見る事で、さらにスケートボードが楽しくなること間違いなしです!
それぞれ、スタンスとやり方について丁寧に解説していきますので良かったら最後までご覧ください。
ボンレスとは?

ボンレスは前足を下して、手で板を掴み、飛び上がるトリックです。
手を使う系のトリックで最もオーソドックスなものと言えます。
ボンレスはスピードを出すことによって、物を超えたり、ステアを降りたりする事もできるので実用性が高く、バリエーションも豊富です。
ボンレスのスタンス

後ろ足はテールにあれば問題ありません。
特徴的なのは前足です。
スムーズに下ろせるように端の方に寄せています。
ボンレスの練習方法
まずは板を正確に掴むところから。

飛び乗る動作には恐怖心があると思います。
なので、とりあえずは正確に板を掴めるようになりましょう。
✓ボンレスでデッキを上手く掴むコツ
前足を下ろす前に、手で板を下に押さえつける。
手で下に抑えてあげることによって、ノーズが急に上がってくるのを阻止できます。
この方法でデッキは確実に掴めるようになります。
デッキに飛び乗る練習

板に飛び乗る感覚をつかむために、止まった状態で飛び乗る練習をします。
勇気を出して飛び乗りましょう!
最初から高さを出す必要はないので、自分の恐怖心と相談しながら徐々に高さを上げていきましょう。
最後に、一連の動作で行ってボンレスをメイク!

ボンレスは比較的に簡単ですが、シンプルな故にカッコ良く見せるのはとても難しいトリックです。
試行錯誤して自分だけのスタイルのボンレスを追求してみてください!
✓ボンレスの1POINTアドバイス
前足は浮かして下ろすというより、ずり落ろすイメージで行う事で、スムーズに見える。
ノーコンプライFS180とは?

ノーコンプライFS180は、前足を地面につけて、体と板を180°回転させるトリックです。
ノーコンプライ系のトリックは、他にもかなりバリエーションがある中で、このFS180ノーコンプライが最もオーソドックスと言えます。
メインのスタンスからフェイキー、もしくはスイッチに変えるときに、サラッとこのノーコンプライを入れる事でオシャレなラインを形成する事ができるかと思います。
ノーコンプライのスタンス

先程のボンレスと同様で、前足はずり下ろす必要があるので、端の方に寄せます。
後ろ足に関しては、個人差があるトリックなので、練習の中で自分のやりやすいスタンスを見つけてください。
ノーコンプライの練習方法
まずは、前足を下した状態で板を回す感覚を身につけます。

少し弾いてから回すイメージですると、後ろのウィールが地面から浮く事により、コンパクトに回ります。
テールをしゃくる方向は横ではなく、なるべく進行方向に押し出すイメージで行ってください。

前足を下ろしてから回す

体を開きながら前足を下ろします、そのタイミングでテールを踏みます。
✓スムーズなFS180ノーコンプライをするには?
前足を下ろしてから弾くのではなく、前足が降りた事がトリガーになり、そのままの勢いで弾く事がポイント。
デッキを回転させる事にある程度の自信がついたら勇気を出して乗りに行ってメイクです。
このトリックの難しいところは、体を180°回転させるので、着地がいつもとは逆のスタンスになることです。
これを良い風に考えれば、FS180ノーコンプライを先に身に着けていることによって、他のFS180系のトリックの着地のとり方が上手くなります。
BS180ターンとは?

BS180ターンは、エンドオーバーの様にノーズを踏んでから回すのではなく、パワースライドの様に、ウィールを擦りながら回転させるトリックです。
BS180ターンのスタンス
前足はビスあたりで後ろ足はテールに乗せます。

BS180ターンの練習方法
このトリックは止まっている状態でするのは難しいので、ゆっくりのスピードで良いので、少し進んだ状態で行ってください。
BS180ターンの動作を分けて考えると
- 上半身をBS側にひねる
- テール側に重心を乗せる
- 90°回転する
- ノーズに重心を乗せる
- テール側の足で残りの回転を持っていく
最終的にはこの動作を一気にする事が理想です。
Q回転が足りずに止まってしまう時は?
初動の上半身のひねりが、恐怖心によって足りていない事がほとんどです。
BS180ターンはビビって中途半端に回転してしまうと、ウィールが詰まって転倒するお恐れがあり、逆に危ないので、「思い切って一気にに回すぞ!」という強い意志を持ってください。
BS180ターンが出来るようになると、BSに回る感覚が身につくので、ドライブを使ったBS180オーリーを練習にとても役に立ちます。
今後のためにもぜひ習得してください。

以上、初心者にオススメなトリック3選でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!