この記事ではスケボーをするために必要な物から、あると便利な細かい物まで全て紹介していきます。
これからスケートボードを始めようと思っている方や、初心者スケーターにとっては新しい発見があり、役に立つ記事だと思いますので良かったら最後までご覧ください!
持っていく物編
水(2リットル)
「いや、そんなもん紹介されなくても分かってるよ!」って話になるかと思いますが、大事なのは2リットルの水を買う事です。
私はあらかじめドラッグストアで箱買いした2リットルの水を持っていきます(1本70円)
自動販売機で何本も500mlのペットボトルを購入している人を見かけますが、金銭面で考えるとかなり損をしてしまう事になりますよね。
仮に毎日スケボーをし、毎回2リットルの水を消費するとします。
500mlのペットボトル4本の場合
160円×4本×30日=19200円
2Lのペットボトル1本の場合
70円×1本×30日=2100円
かなり大袈裟な表現になってしまったかもしれないですが、1ヶ月で17100円の違いがあります。
そして、スケートボードというものは数ヶ月だけではなく、何年も続けて行く遊びだと思いますので、この金銭面の損失が何年も続くと考えると恐ろしいですよね。
年間で考えると20万。
デッキ20枚買える!
よって健康面や金銭面を考えて、私は日頃から飲み物は水しか飲みません。
しかし、水だけしか飲まないなんて事をしてると人間は熱中症でぶっ倒れてしまいます。
そこで↓↓↓
塩分タブレット
かばや食品 https://images.app.goo.gl/ytbpKHi34GShW1UT9
スーパーやドラッグストアで良く見かける物かと思います。
特に夏場のスケボーはしっかり休憩をとっていても、汗から水分とミネラルが失われて熱中症になりかねません。
私は夏場のスケボーで熱中症になり、ぶっ倒れそうになった事があります。
その時は熱中症に関して無知だったので、とりあえず水だけ飲んでれば良いと思い、水分は大量に摂取していたのですが、塩分が足りてなかったのが原因で熱中症になりました。
その後、塩を舐めまくったら無事回復しました(経口補水液を飲むべき)
水だけではミネラル不足になりかねないので、ぜひスケートバッグに塩分タブレットを入れてみてはいかがでしょうか?
※ラムネみたいで普通に美味しいのでバクバク食べてしまう
アクセルナットの予備
アクセルナットとはスケートボードのウィール(タイヤ)を固定するための物です。
必須ではないですが、ウィールの回転がアクセルナットへ直接加わらないようにするためにワッシャーも必要となってきます。
私自身「ワッシャーなんていらねーだろ!」と思っていたのでつけていませんでした。
その結果アクセルナットが徐々に緩み、しまいにはウィールのごと取れてしまって、ぶっ飛んだ経験が何度かあります。
ワッシャーを入れることによって改善されました。
では、なぜアクセルナットの予備が必要かと言いますと、トラックの損傷を防ぐためです。
「なんやそれ、意味わからんわ」と言う人のために画像を用意しました。
スケートボードのトリックを練習していると、プリモ着地(靴を飛ばす天気占いで言うと曇りの状態)になる事がよくあります。
プリモ着地になった際に、右の図のようにトラックよりアクセルナットが少し飛び出てる状態にする事によって、トラックのネジ山を守ることができます。
そして、トラックのネジ山が壊れる代償として、アクセルナットがよく潰れるので予備が必要となってくる訳です。
キングナット(トラックを固定する物)に関しては削れる事も無くす事もあまりないと思うので常に携帯しておく必要はないかと思います。
余談ですが私はアクセルナットをネックレスにして着けています。
ベアリングの予備
ベアリングとはウィールの中に入っているハンドスピナーの様な物です。
良いベアリング(ABECが高いもの)はワンプッシュで沢山滑ります。
ベアリングはとても精密なパーツなので、定期的にメンテナンスをしていても、回らなくなる事が良くあります。
ベアリングを常に予備を持っている事で、急に壊れた場合でも、その場で付け替えるだけですぐに滑りだす事ができます。
当ブログでオススメしているのはNINJAベアリングです。良い感じの手裏剣ケースがついているので持ち運びにも便利です!
ツール
これさえあればスケートボードを組み立てる事ができると噂のスケートツール。
ツールは家に置いておくのではなく、必ず持っていく様にした方が良いです。
ビスやナットはセットアップの際にしっかり締めていても、トリックをした際の着地の衝撃などで徐々に緩んでいきます。
他のスケーターの方に「ツール持ってないですか?」と聞かれる事がたまにあります。
そんな時に笑顔で「持ってますよ!」と言って貸してあげると、そこから仲良くなる可能性もありますね!
つまり、ツールはコミュニケーションツールにもなるという事です!
じゃあ「どのツール買えば良いの?」
ツールには大きく分けて2種類あります(安いやつか高いやつか)
僕は最初に安いツールを購入しましたが、今でこそ良いやつ買っておけば良かったと後悔しております。
安いツール
高いツール
ネジ切りダイスを使うことによって、潰れてしまったトラックのネジ山を復活させることができます。
ワックス
ワックスは、カーブトリックをする際に滑りににくいレッジやBoxをまるでバナナの皮が敷かれているかのように滑りやすくする事ができる魔法のアイテムです。
しかしカーブトリックをしない人からすれば、ワックスなんて要らない物だろ!と思うかと思います。
私も初心者の頃はワックスを買ってみたものの、使い所ないやん。と思っていました。
それから月日が流れて、ムラサキスポーツにNewデッキを買いに行った際に「ワックス買ったんですけどカーブトリックできないからほぼ使い所がないんですよねー」という話を店員さんにしたところ、「ウィールバイト防ぐためにデッキに塗ったら良いよ!」とのこと。
ウィールバイトとはデッキとウィールが擦れて摩擦がおきる症状(ひどい場合はつまります)
ウィールバイトが起こりやすい原因としては、
- Lowのトラックを使っている
- ウィールの直径が大きい
- ブッシュゴムを緩めすぎ
このウィールバイトが起こるであろう部分にあらかじめワックスを塗っておく事で摩擦を軽減できます。
タオル
汗をふく用。
ボディーペーパー
身体をふいてスッキリ!(実質風呂に入ったようなもん。)
着替えの服
着替えがあると気持ちい。
三脚
三脚が無くてもペットボトルにスマホを傾けたりして工夫すれば、自分の滑っている映像を撮る事はできますが、三脚の方が高さを調整できたりして良いので、愛用しています。
自分の滑っている様子を客観的に見る事は上達する上で必須ですよね!
以下は私が実際に使っている三脚です。
お値段は2400円ほど。
わりとコンパクトになり、ケースもついてくるので持ち運びしやすくオススメです!
ゴミ袋
ゴミ袋と言っても、ゴミを拾って帰るためのゴミ袋ではありません!
滑っていると急に雨が降ってきた事があるのですが、その時に横にいた先輩スケーターが当たり前のように大きいゴミ袋を取り出して、その中にデッキを入れて雨から防いでいるのを目の当たりにしました。
そこで「え、おまえスケーターなのにゴミ袋常備してないの?」と言われてからは常にリュックに雨対策のゴミ袋を入れておくようにしています。
デッキが濡れてしまうと、ひび割れの原因にもなりますし、ベアリングは油膜がはがれて回りにくくなります。
今使っている、もしくはこれからスケートボードを購入するなら、長く使うためにできるだけ濡らさない様にするのが懸命かと思います。
身に付ける物編
FPインソール(フットプリントインソール)
FOOT PLINTはスケートボードのためのインソール(中敷)を専門に作っているブランドです。
その他のインソールに比べて衝撃の吸収率が格段に違います。
フットプリントインソールの衝撃に対する強さの実験を行なっている動画が、かずにーチャンネルでUPされています。
足の裏の痛みはもちろん、着地などをした際の膝の痛みも軽減してくれます。
一度試して見てはいかがでしょうか?
聞いた話ですが、海外のプロスケーターで膝に爆弾を抱えている人がフットプリントインソールを3枚重ねて使っているそうです(笑)
動きやすいズボン
スケーターのパンツとして王道なのは、やはりDickiesの874のワークパンツではないでしょうか?
Dickies874をよく履いている私の友達が言わく「最初はゴワゴワしてあんまりかなと思ってたけど、何回か洗濯したら柔らかくなって馴染むから超良い!」だそうです!
ちなみに私はユニクロのEZY アンクルパンツ (ウルトラストレッチ)を愛用しています。
これの良い所は、汗をかいても膝にまとわりつかない所です。
スケーターの皆さんなら、汗のせいでズボンと膝がつっかかって足が上がりにくいという経験を一度はした事があるかと思いますが、このパンツはそのストレスが一切ないので気に入っています。
シューレース(靴紐)
シューレースの使い道は2パターンあります!
1.靴紐が切れた際のストック
2.ベルトの代わりに使用
このシューレースをベルトとして使うスケーターならではの斬新な発想であるファッションスタイルはお洒落かつ実用性があります。
汗を大量にかくとベルトまでベタベタになる事があるかと思います。
私はその汗まみれのレザーのベルトを洗濯機に突っ込んだ事があるのですが、物の見事に他の洗濯物に色が移り、全てパーにしてしまいました(泣)
そしてシューレースを腰につける発想にいたりました。
スケボーをしていると、いつ靴紐が切れるか分からないので、シューレースをバッグに入れておきましょう(私の場合、靴紐が切れるのが嫌なのでスリッポンを好んで履いています)
靴紐はオーリーでスレる位置に、瞬間接着剤を垂らしておくと、切れにくくなりますよ!
スケートバッグ
主に自転車、バイクなどで移動する人には必要なものだと思います。
スケートバッグは大きく分けて2種類あります。
1.リュックの表面にマジックテープが施されていて、装着するタイプ
2.スケートボードごと入るタイプ
リュックの表面にマジックテープが施されていて、装着するタイプ
リュックとして普段から使いたい人にオススメ!
スケートボードごと入るタイプ
防水ケースがついていて、スケートボードがスッポリと収まるので、衛生面も保たれます。
ニット帽
スケーターって皆さん頭に何かしらの物を被っている印象がありませんか?
帽子の種類としては大きく分けて3つあると思っています。
1.キャップ
2.バケットハット
3.ニット帽
ちなみに私はスケートをする時は夏場でも、好んでニット帽を被っています。
私が滑る時には必ず帽子を被りたいと思う理由は「汗が顔面に垂れてこない」という事と「前髪が邪魔にならない」という事です。(最も現在は坊主なので前髪なんてありません。)
以上の2点が滑る時に帽子を被りたい理由です。
そして、キャップやバケットハットではなく、ニット帽をオススメしたい理由が3つあります。
① 頭を打ったときの痛みを軽減できる気がする点(気がするだけかも)
まあ普通のキャップよりフワフワしてるので守られている感がありますよね。
② 洗える。
キャップとバケットハットに関しては洗濯機にぶち込んでしまうと型が潰れてしまって
洗えませんが、ニット帽は洗濯機にブチ込む事ができます。
③ニット帽は顔と頭がデカくてもそれなりに似合う。
私のようなbig faceの人間がキャップを被ってしまうと、キャップが浮いているように見えて
顔のデカさがさらに強調されてしまいます。
私の様に顔がデカい人はぜひ、ニット帽に逃げてみてはいかがでしょうか?
家に置いておく物編
デッキの予備
できる男は最悪の事態を予測して常に準備をしている!という事で、デッキなんてどうせ消耗するし、すぐに折れるので、折れても次の日からまたすぐに滑れるようにするためにも、ストックしておく方がスマートかと思います!
スケシューの予備
スケシューに関しては予備というより、次に履く予定のスケシューを普段履きとして、履き慣らしておくべきだと思います。
新品の靴でいきなり滑ってしまうと、靴づれをして足がイタタタでその日は滑れない!という事にもなりかねませんので、普段から履き慣らして育てておく方が身の為かと思います。
DC SHOES(ディーシーシューズ)公式オンラインショップ予備のウィール(タイヤ)
デッキに比べて、交換頻度は少ないですが、ウィールも徐々に削れていく消耗品です。
スピットファイヤーのF4などは人気のウィールなので中々すぐには手に入らないかもしれません。
⚠近頃はメルカリなどのフリマアプリにて、偽物も出回っているそうなので購入の際は注意してください!
偽物と本物の見分け方を知りたい方は、Link up skateboardさんの記事が参考になるかと思います!
シューグー
シューグーとはスケシューの補修•保護をするための物です。
スケートボードには滑り方に色々なスタイルがあるので、別にシューグーが必要でない人もいます。
シューグーが必要でない人
- 金銭的に余裕がある人
- スポンサーからスケシューを提供されている人
- オーリーをしない人
- シューグー以外の物でスケシューを補修している人
シューグー以外の物でもスケシューは補修できるのか?
収入が決して多くない私の身からすると「シューグーって高くない?すぐ無くなるし、」と思っていました。
他にもっとコスパが安い物はないのかという事で以下の物を試しました。
- 木工用ボンド(約200円)
- シリコーンシーラント(約300円)
- 100均のシューグーみたいなやつ
結論から言うと全てダメでした(笑)
木工用ボンドに関してはすぐに剥がれるので耐久性にかける。
シリコーンシーラントは耐久性はあるものの、デッキテープに全然食い付かないのでダメ。
そして100均のやつは話にならない。
色々試して結果シューグーが1番良い事に気づきました…。
余計な実験はせずに大人しくシューグーを使い続けるのが利口かもしれませんね!
パーツクリーナー
パーツクリーナーとは、油汚れなどを落とす為に自転車やバイク、車などのパーツの清掃に使用する物です。
そして、スケボーのメンテナンスと言えばベアリング。
ベアリングは精密なパーツなので定期的に清掃し、油をさしてやらないとすぐに回らなくなります。
私は決まった頻度でメンテナンスをしている訳ではないのですが、デッキを変えるタイミングでいつも行っています。
パーツクリーナーは主に、コーナンなどのホームセンターで購入できます。
価格は300円ほど。
余談ですがパーツクリーナーはゴキブリを一瞬で殺せるみたいです
ベアリングオイル
そもそもベアリングには「オイルタイプ」と「グリスタイプ」の2種類があり、グリスタイプはオイルを指す必要はありません。
ベアリングオイルについて超簡単に説明すると、安いやつと高いやつがあります。
安いやつ
高いやつ
高いやつはシールドを取る手間が省けます。
靴の消臭スプレー
皆さん足の臭いには悩まされていませんか?
私も足の臭さに悩まされたスケーターの1人なのですが、何も対策をせず臭いが酷かった時期は臭すぎて家族にキレられてました。
最近は足の匂いに関して意識が高い系男子なので、スケボーから帰ってきたらまず、中敷を洗濯機にブチ込み、スケシューに消臭スプレーをふりしばきます。
もうこれで足の臭いとはおさらばです!
最後に
スケートボードをする上で必要な物って、極端に言えばスケボーだけで良いですよね!その身軽さもスケートボードの魅力だと思っています。
そしてこれからのスケートライフをより良くして行くために、あると便利なスケートボード用品を自分で選んで増やしてゆく事も楽しみのひとつかと思います。
皆さんがスケート用品を選ぶ中でこの記事が少しでも参考になれば嬉しい限りでございます!
それでは今回の記事を終わりたいと思います!最後まで読んでいただきありがとうございました!