一緒に滑りだした仲間は、もうすでにキックフリップ乗れているのに、自分はいつまで経ってもできない!と憂鬱な夜を過ごした事はありませんか?
私は仲間と二人で一緒にスケートボードを始めたのですが、その友達はとてもセンスがあり、常に僕より先に新しいトリックを次々とメイクしていきました。
そうなると「なんで同じように練習しているアイツにはできて俺にはできないんだよ」という嫉妬心が芽生えたり、自分はダメだとネガティブになったり。
多少のライバル心を持つことは、成長にも繋がるので良いことかもしれませんが、仲間と比べてできない自分にイライラしてしまうと、せっかく楽しいその場の雰囲気が台無しです。
そんな時でもスケートボードが楽しい!と思えるために大事なことは、視野をもっと広く持つことです。
1.いつもとは違うトリックをやってみる
例えばキックフリップができなくてイライラしているなら、他のトリックを試してみる
これは何も練習しているトリックを諦める。という訳ではなく、とりあえず気分転換に他の事をやる!というだけの事です。
決して”逃げ”なんかじゃありません!
そもそもスケートボードには星の数ほどトリックが存在しています。
そんな数あるトリックの中で、わざわざ皆がやってるトリックをやるのってどうなの?という考えを持てば、今まで一つのトリックができない事で落ち込んでいた事がバカらしく思えてくるはずです。
諦めるのではなく、一旦おいておく。
そして、とにかく新しいことにチャレンジしてみる。
2.新しい滑り方をする
ひとえにスケートボードと言っても、滑り方にいくつか種類がありますよね?
例えば、あなたがフラットを中心に練習しているなら、フリースタイル、ダウンヒル、ランプ、カーブ、クルージング、ロングスケートボードなど滑り方の幅を広げてみてはいかがでしょうか?
フリースタイルのトリックであるエンドオーバーが、ランプのロックンロールというトリックに活きてきたりなど、別の種目の様で全部つながっています。
3.新しい場所に行く
いつも行き慣れているスポットは知っているメンツのスケーターが集まり、安心感があって良いですよね!
しかし、いつも同じスポットで滑っていると、成長に限界があると思います。
基本的には、同じ場所で滑る=同じ人と滑ることになる。
いろんな場所に行き、いろんなスケーターに出会う事で刺激を受けます。
そこで”スキルも考え方もアップデートできる”と言う訳です!
他人を自分より上手いか下手かで判断しない方が良い?
スケートボードって自由な遊びなんだから、他人と比べても仕方ない。と言われても、なんだかんだ比べてしまいませんか?
自分より上手い人を見て嫉妬する、もしくは落ち込む。
自分よ少しレベルの低い人を見て安心したり。
例えば「自分は1年以内にフリップできたのに、この人は3年かかってもフリップできないのかー。自分の方が上手いな」とか思ったり仲間内で比べ合いっこしてませんか?
でも実際は、3年スケボーしてるけどフリップができないじゃなくて、フリップの練習はほとんどしてない可能性もありますよね。
スケボー=フラットになってない?
これは過去の自分にも伝えたい事です。
フラットはあまりしないけど、Rやカーブでは超カッコいい滑りをするスケーターもいる。
なにが言いたいかと言うと、フラットだけではその人の上手さやカッコよさは計れないよ!ということ。
もっと言うならスケートボードだけで、相手を判断するのは良くない。
スケボーを始めて間もない頃は、フラット中心の人がほとんどかと思います。
そうなると、その人のスケートボード=フラットトリックみたいになっていがち(過去の自分はそうでした。)
スケートボードにはフラット以外にも楽しみ方がたくさんあるという考えを、もっと早く知っておけば良かったと思っています。
私は最初の一年間はフラットトリックしかしていなかったので、初めてパークに行った時は驚きました。
”そもそもパークなどのセクションが沢山ある所に行くと、フラットトリックをしている人の方が少ない”。
フラットトリックは合間に少しやるレベルで、ほとんどのトリックはセクションを中心に構成されている。
プロのパートを見ても分かると思うけど、フラットトリックのみで構成されたラインはほとんどないかと思います。
今までは新しいフラットトリックを増やす事に喜びがあるスケートボードだったけど、これからは色んなものを使ってクリエイティブなスケートボードを楽しんでいきませんか?
以上「スケートボードの視野を広げちゃいましょう」の記事でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました٩( ‘ω’ )و